生産者紹介

安田尚弘さん
農業を目指したきっかけ
親からではなく祖父からは農業を継いでほしいと言われてきた。真剣に就農について考え出したのは高校3年の進路を決めるころです。高校卒業後は深川の拓殖大学で農業を学び、夏休みなどの長期休暇になると農業大学校の稲作コースで勉強していました。先代から続いている農業は自分で5代目です。
普段のお仕事について教えてください
夏だと朝4時半頃起床し、5時には畑にいます。昼は12時から1時間ほどとり、13時から19時頃まで畑にいます。小麦の収穫時期などは夜中までかかることもありますが、一番忙しいのは春先の定植作業(植え付け作業)で、天気に左右されやすく例年忙しいです。

お仕事の中で、やりがいと感じることはどんなことですか?
いろいろな資料をしらべ、集めた情報を実際にやってみて収量がアップしたときはうれしいです。あと、消費者の声が聞こえてきたときは「やっててよかった」と思います。
農業へのこだわり
品質・収量の向上を常に目指しています。やらずに後悔しないように今何をすべきかということを常々考えながら営農しています。

今後の課題を教えてください
両親と自分で今は営農できているが、この先親が働けなくなったとき現在の面積をこなすことは厳しいと思います。そんななかで従業員の確保が今後課題となってくると思います。
最後に消費者の方に一言おねがいします
1つ1つの農産物に労力を使って頑張って作っているのでおいしく召し上がってください。“てまひま”かけてます!


安田尚弘(S55年9月4日生まれ)
農業従事年数 | 現在16年目(2016年現在) |
面積 | 45ヘクタール(札幌ドーム約9個分) |
主な農作物 | お米、馬鈴薯、ビート、小麦、ブロッコリー、スイートコーン、大豆 |
取材日:2016年7月5日