生産者紹介
伊藤伸也さん
農業を目指したきっかけ
親が農業をやっていたことは直接のきっかけではありますが、親から技術を学ぶためにも時間がかかると考え10年前に就農しました。
普段のお仕事について教えてください
今の時期だと、5時から水耕みつばの収穫と片付けを朝食前までの6時半頃まで行います。朝食後は夕方の出荷時間までお米や小麦の管理作業を行っています。
お仕事の中で、やりがいと感じることはどんなことですか?
自分で作ったものを食べられるというのは魅力です。どの作物もですが、収穫のときはやっぱりうれしいですね。
農業へのこだわり
収穫量アップを常に目指していますが、肥料を与えすぎるとタンパク値が上昇することや、倒伏を起こす恐れがあるのでぎりぎりのところを見極めるようにしています。農薬などは防基準を守り、安心安全な農産物を生産するように心がけています。
今後の展望を教えてください
営農するひとが減ってきていることにより1件当たりの面積が増えてきていることもあるので集団営農できる協同組織を作ることを考えています。農業用機械は値段が高く1件で1台所有するよりもメリットが生まれると思います。
最後に消費者の方に一言おねがいします
消費者の方には“おいしいもの”を食べてほしいと思っています。実際には東神楽の「どこで作ったのか」「誰の作ったお米なのか」で味は変わるので農家から直接買っていただくのが一番いいことですが、なかなかそうもいかない状況があると思いますので農協などのまじりっけのないお米を味わっていただけたら嬉しいです。
伊藤伸也(S49年10月1日生まれ)
農業従事年数 | 現在10年目(2016年現在) |
面積 | 25ヘクタール(札幌ドーム約5個分) |
主な農作物 | お米、小麦、水耕みつば |
取材日:2016年7月7日